本部町ダイビングエリアの紹介
当店がメインのフィールドとしている本部半島と周辺離島の紹介です。
生物は季節によって見れなかったりしますので参考程度にしてください。
水納島
港からボートで15分ほどの距離にある水納島。
上空から見るとパンのクロワッサンのような形をしていることからクロワッサンアイランドとも呼ばれています。
島の北側から東側にかけてのリーフ沿いにポイントが集中し、夏場は多くのダイビングボートが集まります。
沖縄本島周辺では屈指の透明度を誇り、その海の青さから水納ブルーと呼ばれています。
白い砂地と水納ブルーは抜群の相性を見せ、フワフワと浮いているだけで癒やし効果が満点です。
また点在するパッチリーフには様々な生物が住み、ワイドからマクロまで楽しむことができます。
1998年の大白化から奇跡の大復活を遂げた水納島のサンゴ礁、しかもサンゴの種類も豊富で健康で元気な海となっています。
「水納島のサンゴはスゴイ!!!」とプロダイバーもゲストダイバーも誰もが口を揃えて言ってくれます。
2016・2017年の高水温にも耐え、生物のゆりかごとして貴重な存在になっています。
水納島の砂地を代表する生物といえばハゼ!
特にヤシャハゼの生息数は圧倒的なものがあります。
他にもヒレナガネジリンボウやヤノダテハゼ、ホタテツノハゼの仲間もたくさんいます。
もちろんみんな大好きチンアナゴもモヤシ畑のようにいっぱいです!
瀬底島
沖縄本島と橋で繋がっている瀬底島は今一番ホットな観光地。
リーマンショック以来、長らく放置されていたホテル建設途中の廃墟が2019年に解体。敷地内に新たにホテルが建設され、2020年にヒルトンホテルが開業されます。
島の四方八方にダイビングポイントがあり、沖縄本島とも近いため風が強くても瀬底島周辺でのダイビングは可能です。
瀬底島の西側には無数のクレバスや水路、洞窟などがあり水深も浅いためビギナーダイバーでも楽しめる地形ポイントが広がっています。
すべての悩みを浄化してくれるかのような光のカーテンは、何度見てもうっとりするほどです。
北風が強い冬でも深場に行けるのが瀬底島の強いところ。
深場を好む魚の観察や撮影にも適しています。
オススメは写真のスミレナガハナダイの群れ。
ビックリするくらいのオスの群れですよ。
本部半島
沖縄本島の北部にあるコブのように膨らんだ本部半島。
沖縄美ら海水族館がある場所として多くの観光客が訪れますが、ダイビングエリアとしては崎本部ゴリラチョップ以外はまだまだマイナーな地域です。
半島の北側にはダイナミックな地形、西側には泥地のポイントが多く、南側には最近有名になった石切ポイントがあります。
本部半島北側のポイントは豪快なドロップオフやそびえ立つ離れ根が楽しめるポイント。
潮当たりもよく絶えずグルクンが泳ぎ回り、それを狙う回遊魚の姿を見ることも多くあります。
また深場の生物探しも楽しいポイントです。
一般受けはしませんが、泥地ポイントも生物好きの人、写真好きな人にはオススメです。
フォトジェニックなソフトコーラルにつく生き物などがたくさんいます。
泥を巻き上げないための泳ぎ方の練習にもなりスキルアップにも繋がりますよ。
この数年で一気にメジャーポイントになった本部半島南側の石切ポイント。
一年を通してナカモトイロワケハゼを見ることができ、カエルアンコウ・ハナヒゲウツボ・各種ウミウシがいたりとマクロ好きダイバーの聖地と化しています。
過酷なビーチエントリーのポイントですが、自社ボート所有の強みを活かし、ボートダイブをしています。
それぞれの季節ごとの情報は下記のリンクからご覧ください。
一番旬な情報はブログで公開している情報となりますので、そちらもぜひご覧ください。